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図書館にて [お薦めの本]

近所の図書館に予約の本が準備できたと連絡があって受け取りに。

今はなんでも自動化されており人の手を借りずにすべてができます。

受け取りの棚から自分の本を探し、自動の貸出機で貸出処理をすれば数分もかからずに用事がおわります。

急いでいないときは、そのまま帰るのがなんだかもったいなくて、図書館の中をブラブラします。

先日も目的もなくぶらぶらしていると、好きな作家さんの前に来てしまいました。
よしもとばななさんです。
同い年でちょっと親近感もあり、そして柔らかい文章が読みたいときにいつも手に取ってしまいます。

その中で「人生の旅をゆく2」という本を手に取り、開いた頁にいきなり釘づけになりました。

すっきりした文章の何気ない表現に深い悲しみが隠れていました。

ある子供の「いた」という何気ない一言に心をえぐられる思いをしました。

心をえぐられる自分の体験を文章にして、それをよんだ読者が同じ思いを共有できる、よしもとさんってやっぱりすごい人だな、って思ってしまいます。

日々暮らしていると心が動くことがそれほどないまま一日が過ぎていきます。
久しぶりに大きな悲しみに出会いました。

図書館、大好きです。

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