更年期には深い呼吸を

最近書きたいことが山ほどありすぎて、整理しきれずにいます。

ですが、まずは行動、アウトプットです。
整理する云々言っている間に書いてしまいましょう。

ここ数週間で更年期の方からご相談を受ける機会が多くありました。

そして実感したこと。

更年期は意外に早い時期からやってきて、本人が気付かないケースが多いということです。

更年期って程度の差こそあれ誰にも来るものなので、深刻にとらえていない人が多いのですが、
当人は実はとても苦しいものなのです。

症状も始まる時期も個人差がとても大きいので、本人も周りも気づきにくいことが一因です。

更年期とは女性ホルモンの急激な減少により、自律神経のバランスが崩れてきた状態を言います。
一般にホットフラッシュ、めまい、倦怠感などなど様々な症状がありますが、今まで体験したことのない不安感に駆られてしまう方も多いです。

日常に差し支えるほどになる方もいます。

そんな時に「それって更年期だよ」と周りが気付くことで、本人が救われるケースが多々あります。
但し、未経験者にはなんだかわからないのが曲者です。

奥さんの更年期に気づく夫がどれほどいるのか、多分それほど多くないのではと推察します。

パートナーが急にイライラして家に居づらくなったなあ、と感じるくらいでそれが更年期とは案外気づかないみたいです。

お話を伺ったみなさんが、旦那さんが全く聞く耳を持ってくれずにつらかったとお話しします。

自分の未経験の分野に関して想像をめぐらすというのは、男性にとっては結構難しいことらしいです。
できる方ももちろんいらっしゃいますが、大脳の構造も男女では大きく違っており、男性の不得意分野の一つです。

ということで、最近なんかつらいなあ、と思ったときには更年期を疑ってみてください。

女性ホルモンの量が減って起こるものですから、ザクロや大豆を取るのもいいですし、
運動で自律神経のバランスをとることもお勧めです。

ですが一番お手軽なのは呼吸です。

吐く息を長く意識して呼吸することで身体が整ってきます。
いつでもどこでも道具要らずでできるので呼吸が一番おすすめです。

呼吸、侮れませんよ。