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「斑点牛」ってご存知ですか? [放射能について]

斑点牛.jpg

原発事故のあった原発からほど近い牧場で今も飼われている牛10頭に、このような斑点が事故の後から出ているそうです。原因は不明です。
6月にこの牛を連れて、東京で抗議の声を上げた牧場主のかたでしたがあまりニュースにはなりませんでした。
この牛の調査はまだ行われておらず、今後も行われるかどうかの判断はまだ結論が出ていません。

最近原発事故のことは表に出てこなくなってきました。
海外では今でもかなりニュースが流れているようなのですが。

ちらほら聞かれる報道統制というものもきになります。

昨日NHKがおこなった世論調査では安倍総理の支持率も上がっていたそうで、何の要因で上がるのか全く理解できません。
アンケートの内容も集団的自衛権には一切触れていない、偏ったものでした。
NHKは税金ももらっているので致し方無いのかもしれませんが、他の民放もそれに追従しているような気がしてなりません。

沢山の情報の中から確実に情報を選び取る、そんな普通のことがとても難しくなってきていると思います。

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内部被ばくを減らすために [放射能について]

「プロメテウス」を読んでからというもの、いろいろ当たっているのですが、
いまいち眉唾的なものが多い感じがします。

という中でも一番信用できそうなので、セシウムと元素記号が近いものを積極的に
取り入れる方法です。

カリウム、カルシウム、ナトリウムなど、「~ウム」という名前の似たものをたくさん取ることで
セシウムが体に入るのを阻害するという説です。

これをたくさん含むのが味噌などの伝統的な和食です。

また乳酸菌をとるとよいという説もあります。

これは乳酸菌が体に入ることで腸内のバランスが善玉菌優位になり、
そのために腸内の環境がよくなります。

すると体に入った余計なものが外に出やすくなるためです。

便秘は内部被ばく時間を長くしてしまうので、できるだけしない工夫が
必要です。

糠漬け、納豆、味噌汁などを食べているのが一番効果的な食事といえるかもしれません。

先日ご紹介しました、秋月博士も伝統的な和食を食べていたおかげで、
原爆症を発症せずに済んだという話を裏付けするものです。

味噌汁は一日三杯食べるといいとのことです。
毎食ですね。。


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「プロメテウスの罠」を読む。 [放射能について]

これは朝日新聞で去年の10月から連載されている企画を一冊の本にまとめたものです。
(2012年2月の出版時点では企画は連載中)

「プロメテウス」とはギリシャ神話に出てくる、人類に火を与えたとされる神の名前です。

本の内容ですが、福島の原発事故についてあらゆる方面から、記者たちの詳細な調査に基づいて、
その時何が起きていたのかを、当事者の証言なども交えてつづっているものです。

政治家のメモや、言動なども伝えられ、実際のテレビの画面の裏側では、これほどまでに深刻な
事態が起きていたのに、国民に正しく知らせられなかった、ということに憤りを感じます。

原発の電源喪失から、爆発に至るまでの経緯、そして爆発については、福島のテレビ局の撮影した映像から
初めて政府がその事実を知ったということ。
それも発生から一時間も後のこと。

テレビにかじりついていた私たちの方が、知ったのが早かったのです。

その後も次々と爆発が起き、その時原発はメルトダウンしていたのも知らせられませんでした。

3月15日の早朝、二号機に爆発音が聞かれ、原子炉内の圧力がゼロになりました。
原子炉に穴が開いた瞬間です。
その二時間後、原発正門では1万2000マイクロシーベルト毎時(つまりは12ミリシーベルト、年間の平均的な被ばく量のおよそ5倍から10倍)というバカ高い放射線量が確認されています。

実はその日の午後から、近所に住む弟夫婦は家族全員のパスポートを持って車でとにかく東京から
西へ向かわねば、と長野まで車で行きました。

翌日、諏訪湖から電話をもらった時には、「え~~!?」と驚いてしまいました。
というのも、テレビではすぐさま何かしなくてはならない事態ではない、と何度も重ねて言っていましたし、
東京にいる私たちはどこか、他人事のように思っていたからです。

この時の弟の判断は正しかったことになります。
(それがはっきり分かったのはずいぶん後になってからです。)

うちの子供たちはその時何をしていたか、といえば普通に学校に行っていました。
マスクはしていたかと思いますが、かなりの量を被爆したと思われます。

そのうえ下の娘は、部活が普通にありましたので、外で思いっきり運動していました。

SPEEDI(スピーディ、放射能影響予測システム)がきちんと稼働していたら、せめて
屋内退避の勧告もできたかもしれなかったなあ、と思うとかなり悔しいです。

とはいえ体内に取り込んでしまった放射能は自然に減りますし
また排泄もされていきます。

取り込んでしまった放射能を、外に出すためにできることを次回から書いていきましょう。





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ETV特集みましたか? [放射能について]

先週、先々週とNHK教育テレビのETV特集で、チェルノブイリ原発事故についての番組が
二回連続でありました。

見た後で、これほど放射の汚染が深刻であったのかと驚きました。

日本との大きな違いは海や山が付近にないため、平野にたくさんの放射性物質
が積もってしまったことです。

25年以上経過しているにも関わらず、ベラルーシ国内でも立ち入り制限地区があり、
その周囲では食用にならない農作物を作っています。

現在の福島の状況を重ねてみてしまいました。

中でも気になったのは子供たちの健康状態です。

枝野さんの「今すぐに影響を及ぼす数値ではない」というコメントが
頭の中を何度もよぎります。

原発事故ののちに生まれた子供たちの健康状態が、かなり深刻であるということ。

放射性物質は心臓に多く蓄積されるため、心臓機能の低下による、
呼吸不全、免疫機能低下など、何かしらの慢性的な症状をうったえる子供が
被爆した親から生まれてきた子どもの8割にも及ぶとのことです。

通常は2割ほどなのですから、これは放射能の影響以外の何ものでもありません。

福島の原発事故の処理についての日本での会議の様子が番組で取り上げられていたのですが、
政府側の有識者たちは、このデータについて「科学的根拠がない」と一蹴していました。

それが政府が行っていることです、と言わんばかりの番組構成です。

ですので政府に頼るのは、結局国民がバカをみます。

自分で自分の身は守らねば、と痛感した次第です。

二回目の放送の最後に、ウクライナの汚染地域に今でも一人で住み続ける
老女の暮らしが映っていました。

そのお孫さんはチェルノブイリの事故当日に生まれ
七歳で悪性腫瘍でなくなったとのこと。

これが原発事故の爪痕以外の何物であるでしょうか?
それでも「科学的な根拠がない」のでしょうか?

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