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本を読んだその後。 [お薦めの本]

同じ作者の「ヒーリングバックペイン」も読んでみました。内容はほとんど変わりません。

からだの疾患のほとんどは、ストレスによって脳が産み出しているというもの。
脳が作用して体の一部分の血流が低下してそのような症状が起きているそです。ストレスの原因から目をそらすために、痛みや病変を身体に生じさせている、自己防御機能だと言うのです。
ストレスの原因を除去すればたちどころに、痛みや病変は良くなるも言うものです。

確かに病気になったストレスはかなりのものです。仕事もいくつか止めましたし、再開の目処は未だ立ちません。

ですが、ストレスと聞いて思い当たったのは、去年の誕生日に母から送られたハイビスカスの鉢植えでした。

病人が扱うにはあまりにも大きなハイビスカス。
毎日見るたびに母への怒りが私の中にたまっていきました。

寒くなり始めた頃から、ストレスはますます膨らみ、そして腰痛はひどくなって歩けないほどになりました。


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本を読んだだけで!! [お薦めの本]

フィッシャー症候群発症から、まもなく半年を迎えようとしています。
だいぶ斜視もよくなってきていて、運転できる日ももうまもなくかもしれません。

時間だけは沢山あるので、興味のある本を片端から読んでいます。

ヘルニアがらみの本も何冊も読んでいます。多くは、腰痛軽減のためのストレッチや筋トレを紹介したものばかりです。効果のあるものもありましたが、一時的なものでした。

そんな中出会ったのが、「心はなぜ腰痛を選ぶのか」という本です。

この本によって私の症状は劇的に変わってきました。

何も体操などはせず、ただ本を読んだだけです。嘘みたいな話ですが私が半年間に試したありとあらゆる治療のなかで、一番効果がありました。
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放射能の中で暮らす・・ [お薦めの本]

こんな本を読みました。     
 放射能汚染.jpg


この本を読んでなんだか自分が間違っていなかったなあ、と安心しました。

とはいえ、答えは数十年後にしか出ないのでしょうが。。

放射能に対する反応は様々です。

テレビで福島産の野菜を買っている方がこんなことを言っていました。
「私たちはもう年ですし、この先長くないですから私たちのようなものが
買うことで福島の支援に少しでもなればと思います。」

とても共感できました。

一方、とても過敏ともいえる反応をする人もいます。

小さいお子さんがいる人、妊娠中の方たちの不安は大変なものでしょうし、
私も同じ立場だったら、どうしたかわかりません。

ですが、食事内容もひどいもので化学製品使いまくりの生活の人が、
放射能を理由に東日本の農産物を買わない、というのは納得しかねます。

よほど体に悪いことをしているのでは、と思いますが、、
尺度は人それぞれです。

美輪明宏さんがいってました。
「長崎なんて除染も何もしなかったわよ。」

原爆と原発の放射能は違うのかもしれませんが。。

今気にしなくてはいけないのは、内部被ばくの問題です。
いかに取り込まないか、取り込んだとしてもいかにそれを体内に残さないか、
そのことがこの本に書いてあります。

追々紹介していきたいと思います。


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セロトニンは歩くと増えます。 [お薦めの本]

先日の本の話の続きです。

「瞑想をすると鬱がよくなる」という説がありますが、それを研究しているのが有田秀穂氏です。

瞑想をしているのと同じ状態が、意識して歩くことで意図的に作ることができるそうです。

ただ歩くだけではだめ、というのがミソです。

集中して何かをするのは意外にむずかしいものです。

たとえば散歩をしていても歩きながら景色を眺めたり、ぼんやり何も考えなかったり。

そうではなく、自分の足を意識して動かす、たとえば右足左足、と頭の中で唱えながら歩くと脳内のセロトニンが活性化されるという実験データが出ているそうです。

確かに、右足左足、と唱えるとほかのことは考えにくくなります。なので自然に歩調は速く単調になります。
ためしに自転車に乗っているときも同じようにやってみたところ、かなりスピードが自然にでていました。
坂も楽に登れます。
これはセロトニンが活性化されているのかわかりませんが、「つらいなあ」などと考えながらやると、本当につらいことでも、動作に集中して雑念を払うことでそのつらさが軽減することに気づきました。

なので、いやだなあとやるのではなく、たとえばトイレの掃除も床を左に拭く、右へ拭く、などと客観的に自分の動きを頭の中で反芻してみて下さい。

ずいぶんと作業が楽になりますよ。

いやな作業がいつの間にか終わってる、それはすごく得した気分になれますよ。

意外な効用に驚いている私です。セロトニンが出ているのかどうか確かめる術はありませんが。。



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うつは歩くと治る!!ていう説があるんです。 [お薦めの本]

最近読んでいる本でスリランカのお坊さんと日本人のお医者さんの対談の本があります。
「仏教と脳科学ーうつ病治療・セロトニンから呼吸法・座禅・瞑想・解脱まで」
仏教と脳科学.jpg

高3の娘もいつの間にか読んでいて、「お母さん!!あの本すっごく面白いよ!!」とすすめられたものの、仏教の話が難しくて読み進むスピードは非常に遅いです。

娘の心に残った言葉として、本の中に勉強する意欲がなくなってしまった大学生の話が出てきます。その人の相談を受けたスリランカのお坊さんのスマナサーラ氏は質問をします。(以下抜粋です)

ス氏「あなたが学校に行かず、授業をサボると、困るのは誰ですか?」

学生「一番困るのは親だと思います。」

ス「いいえ違います。親は、授業をサボっているあなたのことを心配するかもしれませんが困りはしません。親は喜んで授業料を払っているのです。それは親としての楽しみなんです。」

学「それでは私ですかね。」

ス「あなたは自分の意志で授業をさぼり、勉強せずにいて、困ったり悩んだりすることになっても、それは自分が喜んでやった行為の結果だから、親にも私たちにも関係ありません。(中略)」

学生は返答に困ってしまいました。

ス「正解を言います。あなたが勉強しないことで、社会の皆が困るのです。いいえ、社会の皆どころではありません。あなたが勉強しないことは、世界の皆に対して、大変な迷惑なのです。(中略)一人の人間が何かの学問を学んで、一人前になって仕事をして生活するという形で人類に貢献しているのです。例えばガソリンスタンドでバイトをするということであっても、人々は助かっているのです。役に立つ仕事ができない大人になることは社会に迷惑です。そのような人々を、社会はあたかも慈善事業のように助けてあげなくてはなりません。(中略)人が真面目に勉強するということは、人類に迷惑をかけないということであり、皆のために生きることです。(以下略)」

この文を読んで娘もハッとしたといいます。目的が自分のためでないとわかると、無責任なことは言えなくなります。

これがもし、僧侶のところへいかずに、お医者へ行った場合どうなるでしょう?

「軽いうつ」などと診断され、多くの場合薬が処方されることになりましょう。

それは副作用を残し、すぐに回復する可能性のあった状態も先延ばしすることになるかもしれません。

「やる気がない」イコール「うつ」と考える風潮が強すぎるとスマナサーラさんは警告しています。

また「自分のためだけでいい」という人が増えていて、なので嫌になったらすぐにやめてしまうのだと、この本の中では行っています。

スピリチュアルなどが流行っているのも、現世の自分さえよければいいという考え方が多くの人を迷わせている原因ではないかと私は思います。私も嫌いではないですが、はまりすぎるのはどうも、と思います。
カウンセラーの言うことが100%正しいと思い込んでしまうのは間違いです。最終的には自分のことは自分にしかわからないと言うのは確実なことです。それを皆さん忘れてしまっています。

今この一瞬一瞬をを一生懸命、人のために生きる、そういう考え方を持つともっと毎日が楽になるのでは無いかとこの本を読んで思いました。

長くなってしまったので、「歩くと・・・」の話は次回にします。
この本のなかには書いてありますので、急ぐ方はご一読をお薦めします。


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