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食べ物に真剣にむきあう人 [食べること]

辰巳芳子さんの「いのちのスープ」という映画を見てから、スープ作りにハマっています。

玉ねぎをオリーブオイルで炒め、そこにニンジンやジャガイモを加えて煮詰め、生クリームと牛乳を加えてからミキサーにかけると本当に口当たりの良いスープが出来上がります。

時間がある今なのでできることです。

野菜の扱い方にはとても「やさしさ」が必要です。
何かほかのことを考えながら片手間で作ったスープと、誠心誠意野菜の気持ちになって作ったスープは味が違います。

娘たちもわかるのか、後者の方がなくなり方が早いです。

辰巳さんも好きな料理家ですが、私の一番好きなのは狐野扶実子さんです。

食べ物に向き合う姿勢が好きです。

最初に知ったのは「旅のチカラ」という番組でしたが、そのころはフランスのフォションのシェフをやめて心身ともに疲弊しきっていらした頃でした。

中国の北京にある、西太后の料理人を祖先に持つ一家のレストランを訪ね、そこの厨房に特別に入らせてもらい、料理を一品任されます。

現地の様々な人たちに触れて、だんだん元気を取り戻してゆく過程が丁寧に描かれていました。

辰巳さんもそうですが、狐野さんがほかの料理研究家さんたちと決定的に違うところがあります。

料理をお金儲けの手段としていないところです。
その時々にあう食材をいかにおいしく食べるかということに、すべてのエネルギーが注ぎ込まれています。
ですので、監修のお店を出したりグッズを売ったりなどということに関心が全くむかないのです。

今度CMに出るみたいですが、どんな素顔が見られるのか楽しみです。サントリーのプレミアムモルツのCMです。

その狐野さんが言っていたのが、「スープでもなんでも作り立てが一番おいしい」という言葉です。
確かにミキサーにかけたてのスープは本当にふんわりしておいしいですが、時間とともに空気が抜けて量も減っていきます。

消化の時間も長くかかるようになります。

お料理は作り立てが体に優しくおいしい、ということを改めて狐野さんに教えてもらいました。
みなさんも食べ比べてみてください。
なにしろ身体に優しく消化もしやすい食べ物は太らないみたいですよ。。

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珈琲を止めてみる。 [食べること]

珈琲が大好きです。

でも飲み過ぎると気分が悪くなるので、最近は飲んでも一日に1~2杯程度です。

朝のカフェオレが捨てがたく、飲んでいたのですが、牛乳を摂るとてきめんに足に
かゆみが出ることに気づき、ためしに珈琲ごとやめてみました。

止めて3日目です。

足のかゆみもなくなったのですが、珈琲を止めてみて、なんだか気分が爽快になってきました。

何より変に間食などいらなくなってきました。

珈琲がわりに飲んだのはハーブティーや、穀物珈琲です。

少しこってりしたものには珈琲が必ず欲しかったのですが、
緑茶でも十分ですし、こってりしたものが欲しくなくなりました。

珈琲には、ポリフェノールが含まれるため、ガンの抑制効果
があるなど、最近はその効能が見直されつつあります。

ですが、珈琲はやはり劇物です。
昔は儀式の時などにトランス状態になるための飲料と
して用いられたと聞きます。

ですので毎日たくさん飲むのは体にとって負担になります。

そして不眠症や頭痛を抱える多くの方が珈琲が原因であることが
多いのです。

しつこい頭痛や、不眠がある方、試しに珈琲をやめてみてください。

きっと何かが変わりますよ。

私は不眠も頭痛もありませんでしたが、何かが変わりました。
眠りは深くなったかもしれません。

珈琲にはカフェインが含まれていますので、カフェイン中毒になっている場合、止めるのは
難しそうですが、穀物珈琲などもかなり最近は美味しいものが出ています。

試してみる価値がありますよ。
思い当たる方は是非!!


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辰巳芳子さんの展開料理の本を読む [食べること]

食事は毎日私が全員分を準備していますので、いろいろな方の本を図書館で借りてきては、
時間のあるときに作っています。

辰巳芳子さんは、「いのちのスープ」の作り手としても有名な方ですが、御年80歳を過ぎても
なお精力的に執筆活動などに勤しんでいらっしゃいます。

今までは少し手間がかかりすぎるために、少し敬遠していました。

しかし、テレビで辰巳さんを見たときに「なんと力の抜けた方だろう。」と一気にファンになってしまいました。
80歳を超えた年齢がそうさせているのかもしれませんが、見ていてとても心地よい方でした。

今の仕事を始めるようになって、人の好き嫌いが一瞬でわかるようになりました。

その人の醸し出すオーラが強く感じられるのです。
最初の感が外れたことはありません。

ある料理研究家の著作を読んで違和感を覚えたことがあります。
それでもその人の作る料理に興味があって、実際にお会いしたのですが、
やはりこの人には二度と会いたくないと思いました。

話しているあいだも、毒がにじみ出ている感じがして、どうしようもなく不愉快でした。
そんな人が作ったお料理を食べている人たちは、ほんとうにお気の毒です。

成功欲、金銭欲のある人は、所作に自然とにじみ出るものです。
素材も限りなく良いものを使っているのですが、愛のある使い方ではありません。

事業経営には必ず必要なものかもしれませんが、そればかりではダメです。
ましてや人に食べてもらうものを作る方がそうでは、絶対にイケマセン。

さて話がそれましたが、辰巳さんのお料理というのは、本当に素材を大事に大事に扱ったものばかりです。

普段、台所に立つ際には、あまり気にせずただ作ってしまうことが多かったのですが、
せっかくの命を頂戴するのですから、大切にお料理しないことは本当に申し訳ないことだと思います。

その素材に対しても、もちろんそれを作っている生産者の方々にもです。
そしてそれを食べる自分や家族にもです。

ということで一昨日の晩からつけておいた小豆を朝から煮てみました。
DSCN2217.JPG

小豆には毒素を排出する働きがあり、毎月日1日と15日に食べると良いとされています。

明日は今年最後の12月の始まりです。

お米と混ぜてあずきご飯、小豆粥を作る予定です。

腎結石を再発した主人には、あずきと玄米のキッシュを作って、宅急便で送ろうかと思っています。

小豆には腎機能を高め、むくみ排出の働きもありますよ。

[かわいい]辰巳さんの小豆の炊き方です。(詳細は「辰巳芳子の展開料理」をご覧下さい。)

1.あずきはできれば前の晩から多めの水に浸しておく。

2、つけていた水は一旦捨て、新しくあずきの5倍の水を足し、中火で煮はじめる。
沸騰したら弱火にし、アクをすくいながら、煮汁に渋が出るまで煮る。

3、煮汁を飲んでみて渋を感じるようになったら、煮汁ごと、ざるに開けて小豆を流水で洗い流す。

4、あらたに水を小豆の2~3センチ上になるくらいまでいれ、弱火で煮はじめる。

5、指で潰れるほどの硬さになったら火を止めてさましておく。

小分けにして煮汁ごと冷凍しておくと使いやすい。

是非いろんな小豆の食べ方をしてみてください。
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福島の桃を買う。 [食べること]

うちでは去年もそうでしたが福島の桃を買います。
安くておいしいし、そのうえ福島の方の支援になるからです。

まだ中学生の子がいるのに!!と目を剥かれそうですが、うちでは放射能はそれほど気にしていません。

なぜなら体に溜めないための努力をしているからです。

さすがに震災直後は洗濯物は屋内にほしていました。

空の色が変だったからです。黄色でした。

放射能へ対して何をしてるか、それは発酵食品をたくさん食べることです。

ミソ、醤油などをはじめ和食には発酵食品がたくさんあります。
味噌汁は毎日必ず食べます。

というのも、秋月博士の「死の同心円」を震災のはるか前、チェルノブイリの事故の時に
読んでいたからです。
死の同心円.jpg

秋月博士は長崎市内で被爆し、その後も爆心地近くの病院で決死の医療行為を行った方です。
ですが、その方はその後89歳で亡くなられました。

被爆した際に取った、玄米、みそ、塩、が効果があったためとされています。

実際に植物由来の乳酸菌には体内の放射能を還元する力があり、チェルノブイリで被害にあった
ベラルーシの子供たちへの臨床検査でもそのことは実証されています。

毎日味噌汁を食べてください。そして放射能に対して神経質にならないでください。
ストレスは体にいけません。

放射能を避けるために海外に引っ越した方々もいらしたそうですが、
どちらが良かったのか、それがわかるのは数十年先ですね。

ちなみに、ラジウムの発見をしたキュリー夫人は結構長生きしています。(享年77歳)
(夫のピエールは47歳で馬車にはねられて事故死です。)

マリー・キュリーのお腹の中にいた長女のイレーヌは57歳で白血病に侵されなくなっていますが、
次女のエーブ・キュリーは102歳まで長生きしました。
イレーヌの死因は長年の放射能研究とされています。

放射能を浴びた量は半端ではなかったと思います。

ですが一様に早死にというところでないのが人間の免疫力の差なのでしょうか?

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セラミックフライパンと野菜の相性は? [食べること]

長野でバーベキューをした際に食べた玉ねぎソテーが、ものすごーくおいしかったので、
その後も家でほぼ毎日作っています。

蓼科では鉄製のパエリヤパンで玉ねぎを炒めたので、家でも鉄の中華鍋かフライパンを
使っていました。

が、ちょっと趣向を変えて昨日初めてセラミックパン(主人がもらってきた)でやってみましたところ、
ビックリするほどまずいものが出来上がりました。

料理の道具というのは本当に大切なんだと実感しました。

テフロン加工のフライパンが一般的ですが、高温で加熱しすぎると有毒ガスを発生しますし、
ホットプレートのテフロンがはがれていくのをみて、これを食べちゃうのはいやだなあと
思って、テフロン加工のものは買っていませんでした。

セラミックはテフロンよりも耐久性があるので、最近よく見るのですが、チャーハンやパスタ
などの炒め物はくっつかなくて、おこげもおいしくできます。

でも野菜をいためたり、お肉を焼いたりするには力が足りないようです。

オリーブオイルで炒めたのですが、油っぽい玉ねぎソテーになりました。

あまりの違い様に驚いて、あわてて鉄のフライパンに移し替えたのですが、酸っぱい味が
気になる玉ねぎでした。

焼き物は鉄製フライパンに絶対に限ります。

うちのは結婚した時に980円で買ったもので、もう四半世紀近く使っています。
長持ちするのも経済的ですしもともとが安いです!

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